未来創造コースには、400名を超える多彩な学生が在籍しています。
「PICK UP!」 では、ユニークな活動をおこなう学生に焦点をあて、学生自らの視点で自己の実績・活動を紹介してまいります。
第14回目は、地球社会統合科学府の古賀 慎一朗さん(D1)です。
経験を研究へ、研究を社会へ
学部時代にアメリカとイギリスの大学へ留学し、その後も海外の中学校・高校・大学でゲストティーチャーなどを6カ国で経験しました。帰国後は地元である福岡県の小学校教諭として勤務し、国家資格である社会福祉士も取得しました。
教員時代、障がいのある児童が同級生に「俺、ばかやけん、みんなとは違うところで勉強せないかん」と寂しそうに話している姿を目にしたことが、現在の研究の原点です。この経験から、少しでも障がいのある子どもたちのために役立つ研究をしたいと考え、大学院へ進学しました。
これまで経済学、教育学、社会福祉学を学び、現在は特に社会福祉学を地理学の視点から研究しています。異なる学問分野を横断して研究することには難しさもあり、限られた時間の中でどこまで研究を深められるのか、不安を感じることもあります。しかし、社会人を経験して大学院に戻ったからこそ、時間の大切さを以前より強く感じています。
現在は、地元であり愛着のある九州大学で研究できる環境に感謝し、先生方や友人に支えていただきながら、日々研究に取り組んでいます。限られた時間の中でも、自分にできることを一つずつ積み重ね、少しでも社会に貢献できる研究につなげていきたいと考えています。