本研究の目的は鎌倉幕府の「統治」の実態を明らかにし、中世日本の国制上における幕府の位置づけをめぐる理解を再構築することである。 鎌倉時代(12世紀後半~1333年)の日本には、京都の朝廷、鎌倉の幕府という二つの政治権力が併存していた。鎌倉時代史研究は、新たに興った政治権力である鎌倉幕府を国制上どのように位置づけるか、という問題意識のもと取り組まれてきたと評価できる。従来の研究は幕府の統治機構を解明 [...]
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