プロフェッショナルサービス企業(PSF)における学習と知識が生産性に及ぼす影響について 経済学府 経済システム専攻 組織学習に関する研究の主流は製造業に集中し、PSFの文脈における組織学習に関する研究の蓄積は十分とは言えない。ソーシャルネットワークや顧客などの外部ネットワークを利用した組織間学習と比較すると、PSFにおける組織内学習の効果を探る研究はほとんどない。そこで、本研究の主な目的は、PSFにおける組織内学習を探求することである。
高周波誘導熱プラズマによる炭素被覆磁性ナノ粒子の合成 工学府 化学工学専攻 本研究では、高周波誘導結合型熱プラズマを用いて FeNi@C ナノ粒子の合成を計画している。プラズマパラメータ、プラズマ装置の設定、炭素源ガスの条件などを調整することにより、生成物の違いを解析し、各条件が生成物に及ぼす影響を検討する。FeNi@C ナノ粒子の合成プロセスに関しては、技術的な最適化を行った。 炭素シェル構造は、FeNi ナノ粒子に対してより拡張性の高い構造を提供し得る。今後の研究にお [...]
副作用のない免疫抑制剤の開発 歯学府 歯学専攻 エナメル基質蛋白質の主成分であるアメロジェニンが核内移行しヒストン修飾を誘導することで、マクロファージによる抗原提示を抑制するという現象を先行研究で報告しました。本研究はアメロジェニンが免疫応答に与える影響およびそこに至るまでの分子メカニズムを解明するため、核内移行後のヒストン修飾における作用点の解明、また、人為的にアメロジェニンの活性増強が可能かを検証していきます。これらの結果をもって、アメロジ [...]
惰性的素数における反円分Z_p-拡大上の楕円曲線のSelmer群の構造 数理学府 数理学専攻 代数的対象と解析的対象の結びつきを調べることは、整数論における1つの重要な課題である。楕円曲線という対象に関する予想であるBirch and Swinnerton-Dyer予想(BSD予想)もその1つである。楕円曲線とは、大雑把に言えばy² =(xの3次式)という方程式で定義される曲線のことである。この楕円曲線から代数的に定まる様々な不変量と、同じく楕円曲線から定まる解析的対象であるL-関数の特殊 [...]
患者単位の診断記録を用いる診断基準を考慮した機械学習手法 システム情報科学府 情報理工学専攻 私は,医療画像集合に対する教師ラベル(患者単位の診断記録)」を用いた機械学習手法を提案する.医療画像診断では,一人の患者を診断するために,患者に対して複数の画像を撮像し,その画像集合を診断することで患者に対する診断結果を決定することがある.実臨床において,患者単位の診断結果は日常的に記録されるが,画像単位の診断結果が記録されることは多くない.従来研究では,画像単位の教師ラベルを用いて学習を行う機械 [...]
歯の発生におけるギャップ結合タンパクCx43の機能解析 歯学府 歯学専攻 コネキシン43(Cx43)はギャップ結合チャネルを形成する内在性膜タンパク質であり、細胞間輸送と細胞内シグナル伝達を介して器官形成を調節する。これまでの研究により、眼歯指異形成症(ODDD)はCx43 の変異に関与していることが報告されているが、Cx43 の歯胚発生における詳細な分子機構は未だ不明である。先行研究において他の臓器と比べて、歯胚の上皮及び間葉組織にコネキシンファミリーの発現を多く認め [...]
量子リーマン空間上の量子ラプラス作用素の調和解析 数理学府 数理学専攻 非可換幾何学では,私たちは空間そのものではなくむしろ空間上の「関数」を見ているという考え方をする.より正確には,空間上の「関数」からなる代数を実際には知覚していると主張する.非可換幾何学において,いくつかの「良い」特徴を持つ一つの大きな代数のクラスは量子群と呼ばれる.先行研究では,量子群を各数学の理論に取り入れ,それらを物理学に応用することについて多くの努力が傾けられてきた.本研究では,各数学の言 [...]
水素と二酸化炭素を用いてアルデヒドを合成するヒドロホルミル化反応触媒の開発 工学府 応用化学専攻 本研究では水素から電子を取り出し、二酸化炭素を還元することでアルデヒドを合成する分子錯体触媒の開発を行う。 カーボンニュートラルの実現に向け二酸化炭素(CO2)の還元、および環境負荷の小さい還元剤である水素(H2)の利用が求められているが、水素による二酸化炭素還元を利用した合成反応は未だ実用化に至っていない。二酸化炭素の還元によって合成されるカルボニル化合物の中で、アルデヒドは溶媒や医薬品製造の原 [...]