生産関数アプローチを使った炭素シャドウプライスの比較分析 経済学府 経済システム専攻 本研究では、確立フロンティア分析を用いて、炭素シャドウプライスを計算し、その価格に影響を与える要因を分析します。炭素シャドウプライスとは、炭素排出量を1単位削減するのに必要な価格のことです。
室内不完全混合場でのスカラ輸送効率を評価する新たな換気効率指標の開発 総合理工学府 総合理工学専攻 COVID-19の感染症パンデミックはウイルス含有エアロゾルの室内拡散と換気制御に対する考え方を大きく変えた.ポストコロナを迎えた現在では,これまでの汚染物質濃度制御を目的とした換気量制御に加え,今後の新興感染症によるパンデミックを制御する適切な換気設計手法の整備が求められている.そこで本研究では,室内の汚染物質輸送のメカニズムを定量的に評価する新たな指標の開発し提案した上で,その換気効率指標を基 [...]
四配位金属シアニドの複合化によるNi(II)中心の磁気転移制御 理学府 化学専攻 プルシアンブルー類縁体 (MM’(CN)6) に代表される金属シアニドは、高い設計性や幅広い機能性から広く研究が進められてきた。その機能の多様性は組成中の金属種 (M, M’) に起因したものであるとされてきたが、近年、その構造多様性も機能性に大きく影響していることが報告された。しかし、プルシアンブルー類縁体のほとんどはジャングルジム型の構造であり、構造多様性を活かした設計は困難である。一方で、四 [...]
樹状型高分子を用いた有機エレクトレット創製と自発的配向分極の機構解明 総合理工学府 総合理工学専攻 極性を有する有機分子を真空蒸着すると、分子の双極子モーメントが自発的に偏った配向を示すことで、自発的配向分極 (SOP) が起こることが知られている。SOPが誘起して生じる巨大表面電位 (GSP)は、振動発電素子に使用可能なエレクトレット材料への応用が期待されている。本研究では、樹状型高分子を用いて膜中の分子配向を制御し、高性能エレクトレット材料を作製することに加え、未だ全容が解明されていないSO [...]
反芳香族部位をもつ新規軸不斉分子の創製とその物性開拓 総合理工学府 総合理工学専攻 軸不斉分子は生理活性物質や機能性材料として重要であり、芳香族–芳香族骨格では多様なアトロプ選択的合成法が開発されてきた。一方、芳香族–反芳香族骨格をもつ軸不斉分子の合成は未開拓である。本研究では、反芳香族分子であるジベンゾペンタレンを基盤とする軸不斉アリールペンタレンのアトロプ選択的(軸不斉におけるエナンチオ選択的)合成法を開発し、その物性開拓を通じて新規機能性有機材料への展開を目指す。
加齢に伴うニューロン新生能力低下機構の解明に基づく脳の若返り法の創出 医学系学府 医学専攻 超高齢化社会の到来に伴い、加齢に伴う認知機能改善法の創出が求められている。成体脳海馬に存在する神経幹細胞の増殖能は加齢に伴い低下し、その結果、新生ニューロンの数が減少することが、学習・記憶を含む認知機能低下の一因と考えられている。本研究では、遺伝子発現制御に重要で、加齢に伴い神経幹細胞で変化することが知られるエピゲノムに着目し、そうしたエピゲノム変化を誘発するトリガー因子を同定することで、加齢に伴 [...]
N-混乱ポルフィリン縮環二量体の金属錯体による単分子強誘電性の発現 工学府 物質創造工学専攻 単分子強誘電体は、一分子にデータの0と1を記録することができるため、従来の強誘電体メモリの1,000倍以上の記録密度を持つ単分子強誘電体メモリが期待できる。しかし、現在報告されている単分子強誘電体では、基板上にランダムに配向してしまい、データの読み書きが不可能である。つまり、分子の分極方向と電場方向を揃えることが単分子強誘電体メモリの実用化にむけた課題といえる。 本研究目的は、分極方向の両端にリン [...]
シカ捕獲を誰が担うのか?持続的な捕獲体制に向けた「自助・共助・公助」の再検討 生物資源環境科学府 環境農学専攻 ニホンジカによる様々な被害が深刻化している。これまでの捕獲は概ね地元猟友会に依存する形で実施されてきたが、狩猟者の減少・高齢化が顕著であり、持続可能な捕獲体制の構築が急務である。 一方、最近では、激甚化する獣害に対し「自助・共助・公助」という言葉で対策が議論されるようになった。これらの議論は、獣害対策を集落主体のボトムアップで進めることを意図したものである。しかしながら、「自助・共助・公助」を援用 [...]