大規模数値シミュレーションによる銀河宇宙線の太陽圏侵入・輸送過程の研究 総合理工学府 総合理工学専攻 太陽圏は地球へやってくる宇宙線に大きな影響を与える。だが、太陽圏は太陽系よりもはるかに大きい構造を有しているため観測が難しく、その基本的な構造や宇宙線に対する影響の理解は進んでいない。本研究では、圏外からやってくる宇宙線の中でも、特にエネルギーの高い銀河宇宙線の侵入・輸送過程に注目し、太陽圏がどのように寄与するのか、大規模な数値シミュレーションにより調査している。
ADH特性を有する当事者の感性的体験の解明 ~博物館体験に着目して~ 統合新領域学府 ユーザー感性学専攻 背景 近年、博物館は「誰でも楽しめる」ことを重視しているが、発達障害、特にADHD(注意欠如・多動症、以下ADH特性)への配慮は国内ではほとんど進んでいない。 目的 ADH 特性を持つ人のより豊かな博物館体験と支援のため、当事者の感性的体験の実態を把握する。 内容 聞き取り調査・同行調査を行い、展示、空間、音や光などの博物館の要素がADH 特性を持つ来館者の関心や集中、疲労感に与えている影響を実行 [...]
Quality Assurance of AI-Enabled Cyber Physical Systems システム情報科学府 情報知能工学専攻 Modern Cyber-Physical systems (CPS) are increasingly applied in emerging complex applications like automobiles, which perform extremely complex control tasks that require advanced intelligent autonomy [...]
留学生相談における援助要請のサービスギャップの解消に向けた臨床心理学的支援 人間環境学府 人間共生システム専攻 中国人留学生は在日生活に適応していく過程の中で様々なストレスを抱えていることが考えられ、援助を必要とする在日中国人留学生の援助要請をいかに促進するかという課題の解決が求められる。先行研究では、大学生の専門的心理的援助に対する態度/援助要請意図の心理的要因/社会的要因が多く挙げられる。本研究では、それを参考に、留学生相談における援助要請に関連する変数として成立するかどうか検討する。 (1)中国人留学 [...]
内因性遺伝子発現系による最適な肝硬変治療条件の解明 医学系学府 医学専攻 肝硬変は肝不全や肝癌発症へと繋がる重篤な肝疾患である。肝硬変に対する根治療法は肝移植のみであり、有効な新規治療法の開発が求められている。近年、肝硬変モデルマウスの肝臓に対する特定遺伝子の発現誘導により、治療効果が得られることが報告された。しかし、最適な治療条件は不明であり、臨床応用には至っていない。本研究は、内因性に遺伝子を発現誘導できるノックインマウスを作製し遺伝子発現による治療効果を正確に評価 [...]
骨髄由来抑制細胞に着目した胃癌免疫抑制環境の解明 医学系学府 医学専攻 胃癌は癌死因の世界第3位であり、罹患率・死亡数は依然として高い。近年、免疫チェックポイント阻害薬は癌治療に革命をもたらし、切除不能・再発胃癌に対しても標準治療になったが、その約60%で病勢を制御できず、胃癌の治療抵抗性の克服は重要な課題である。近年、腫瘍免疫微小環境 (TIME)の解明が進んでおり、制御性T細胞や骨髄由来抑制細胞 (MDSC)が抗腫瘍機能をもつ T細胞の機能を低下させると報告されて [...]
光誘起電子移動を鍵とする芳香族アミンの炭素-窒素結合切断を伴う官能基化反応の開発 総合理工学府 物質理工学専攻 芳香族アミンは染料等の原料として豊富に存在するため、その炭素-窒素結合の切断を伴う官能基化反応は有用な合成手法である。しかし、芳香族炭素-窒素結合は一般的に強固であるため、その切断を伴う官能基化反応の開発は難しい。そこで、本研究では光誘起電子移動を利用することにより芳香族炭素-窒素結合の切断を伴う官能基化反応の開発を行う。すでにボリル化反応の開発に成功し、その反応機構解明に着手している。今後は、芳 [...]
接着剤の変形下におけるマルチスケール構造解析と高強度化 工学府 応用化学専攻 近年、車や航空機の軽量化による燃費の向上のため、金属材料から炭素繊維強化プラスチック(CFRP)等の高分子材料への代替が進められている。金属と高分子等の異種材料を組み合わせるマルチマテリアル化も一つの軽量化の方法で、この方法では異種材料を強固に接着する必要がある。異種材料用接着剤として、ポリウレタン(PU)やエポキシ樹脂等の開発が精力的に進められている。 接着の力学変形メカニズムを明らかにするため [...]