強磁性体-強誘電体ナノ複合構造を用いた革新的スピン電界制御技術の開発研究 理学府 物理学専攻 強磁性体中の磁化を超低消費電力で制御する手法として、電界印加による電子軌道制御法が注目されているが、絶縁体薄膜への電界印加は歪やイオン移動が伴うため、複数の現象に起因した磁気的変調効果が生じる。本研究では、それらの電界誘起スピン物性制御の詳細機構を強磁性体表面に生じるスピン波から高精度に解明する。更に、各種基板で得られた電圧依存性を最適化し、集積回路と相性のよい超高効率な磁化制御法へと高度化する。
ブードア反応経由の CO2再資源化のためのマイクロ波援用触媒プロセスの開発 総合理工学府 総合理工学専攻 1. 研究背景と目的 脱炭素化を指向した CO2 転換・資源化プロセスの構築は喫緊の課題である。多様な廃棄物に含まれる多種の炭素源を基礎化学製品に転換する技術の開発が求められている。 Boudouard 反応(CO2 + C →2CO)CO2 の化学変換法として有効であるが、同反応は熱力学的、速度論的要請から800°C 以上の高温が必要である。マイクロ波照射は炭素系材料を効果的に加熱することが可能 [...]