未来創造コースには、300名を超える多彩な学生が在籍しています。
「PICK UP!」 では、ユニークな活動をおこなう学生に焦点をあて、学生自らの視点で自己の実績・活動を紹介してまいります。
第5回目は、人間環境学府の北島 千朔さん(D2)さんです。
多角的な視点からのインプットとフィードバック
建築が好きになったキッカケは、初めての海外旅行でスペインの首都バルセロナにあるアントニ・ガウディの設計した建築群を体験したことでした。ガウディの形態を発見する手法には幾何学や力学、生物や自然が関係していて、今でも私の研究テーマはその影響を強く受けています。
建築は多くの要素の複合体で、多(他)分野と関連し得ます。そのため、私自身も多角的な視点を得ることを意識してきました。
学内・学外問わず勉強会・ワークショップの開催・参加、有名建築を巡る海外旅行などのインプットに加え、活動を客観的に批評してもらうためにコンペティションやプレゼンテーションなどのアウトプットの場に参加してきました。
特に、学士課程では、福岡建築士会賞、Design Review 2020 審査員賞、修士課程では、日本建築学会主催の形態創生コンテスト2021 最優秀賞、人間環境学府優秀賞、博士課程では、KU VISION PITCH 2022 金賞を受賞しています。修士課程時の制作物概要は下のURLに掲載されていますのでご笑覧ください。
また、修士・学士課程時には学外でのまちづくりプロジェクトを立ち上げ、企画から設計・施工までをチームメンバーとともに学生主体で行いました。
これらの活動を続けられたのは先生方や先輩、同級生の友人たち、後輩、家族の多大な協力のおかげです。慢心せず周りの環境に感謝して、これからも精進したいと思います。