アミド・エステルの触媒的α-重水素化反応 薬学府 創薬科学専攻 重水素は創薬研究や有機合成化学をはじめとした諸分野で近年注目を集めている。医薬品への重水素導入により体動態の改善が可能である。 本研究では、数多くの医薬品や天然物に含まれるアミド・エステルをターゲットとした触媒的重水素化反応の開発を行う。
数値解析によるレーザー核融合ロケットの磁気スラストチャンバにおけるプラズマデタッチメントの検証 総合理工学府 先端エネルギー理工学専攻 レーザー核融合ロケットとは、レーザー照射式核融合で生じる莫大なエネルギーを利用してプラズマを生成し、超伝導コイルで生成した強磁場との相互作用で排出して推力発生を得るロケットである。推力発生には、プラズマと磁場の相互作用が生じた後で磁力線からプラズマが切り離されること(デタッチメント)が必要になるが、メカニズムがわかっていない。そこで、第一原理シミュレーションでデタッチメントを検証する。
分泌型タンパク質Akhirinは発生期の脳自然免疫を制御して神経幹細胞ニッチの恒常性維持に働く システム生命科学府 システム生命科学専攻 Akhirin(AKH)は、我々がニワトリ初期胚のレンズから単離・精製した分泌型タンパク質である。これまでに本研究室ではAKHが眼・脊髄・脳など中枢神経系組織の神経幹細胞ニッチ制御に働き組織形成に関与することを報告してきたが、AKHが関与する詳しい分子メカニズムについてはまだ分かっていない。そこで本研究では、脳の初期発生時におけるAKHタンパク質の機能を解明すべく、胎生マウスの脳を用いて解析を行っ [...]
ショウリョウバッタが逃避時に発するキチキチ音の機能 システム生命科学府 システム生命科学専攻 昆虫のショウリョウバッタは、飛翔しながら逃避する際にキチキチと目立つ音を発する。一見すると、目立つキチキチ音は接近してくる捕食者の注目を集めてしまい、逃避を困難にしてしまうように思われる。ショウリョウバッタは何の目的で、逃避中に目立つ音を発しているのか。この問いに答えるため、実証・理論の様々なアプローチで研究を進めている。野外実験に使用可能なロボットを開発するため、工学系の研究者との共同研究にも取 [...]
胸骨形態の多様性を生む分子基盤 システム生命科学府 システム生命科学専攻 本研究では、生物の形態の基礎となる骨格系が、なぜ種により様々に異なる形状につくりあげられるのかという進化発生学の積年の謎に迫る。研究の主要な実験モデルとしては、単純だが種間で明瞭な構造的違いが認められる鳥類の胸骨を選択し、次世代シーケンス技術を活用した時空間トランスクリプトーム/エピジェネティクス解析や、高度ゲノム編集法であるプライム編集など最先端技術を自在に組み合わせることで、胸骨形態の差異をつ [...]
Research on Decision-Making Criteria for Collision Avoidance of Autonomous Ships in Restricted Areas 工学府 海洋システム工学専攻 For maritime safety, it has been continuously tried to reduce collisions between ships at sea through various studies and revisions of regulations in marine field. But collisions still happen constant [...]
Influence of changes in the composition of Au@Ag@Pt core@multi-shell nanoparticles prepared by co-reduction method 工学府 物質創造工学専攻 Among various noble metal NPs, platinum (Pt) and Pt-based NPs are well-known as catalysts and the most attractive NPs in many fields. The core@shell structure can create a synergistic effect by placin [...]
Study on the effect of giant surface potential in emitting layer for long operational OLEDs lifetime 工学府 応用化学専攻 The average orientation of PDMVs to a specific direction, usually perpendicular to the film surface, leads to macroscopic polarization in organic film. The orientation polarization is closely related [...]