PICK UP! コース生紹介

PICK UP! (vol.15) 濵砂 智さん / システム情報科学府

未来創造コースには、400名を超える多彩な学生が在籍しています。
「PICK UP!」 では、ユニークな活動をおこなう学生に焦点をあて、学生自らの視点で自己の実績・活動を紹介してまいります。

第15回目は、システム情報科学府の濵砂 智さん(D3)です。

材料研究とロボコン活動 ― ものづくりから広がる研究の視点

近年、ニュースなどで半導体が取り上げられる機会が増え、私たちの身の回りの製品が材料技術によって支えられていることを改めて感じます。私は研究活動の傍ら、手のひらサイズの自律型ロボットが迷路を探索する「マイクロマウス競技」というロボコン活動に取り組んでいます。この競技では、機械設計、回路設計、ソフトウェア、制御工学など幅広い知識が求められますが、その根底には半導体や電子材料の技術になります。

私自身の研究も電子材料の物性探索を対象としていますが、材料は単独で使われるのではなく、デバイスや回路、システムに組み込まれて初めて価値を持ちます。マイクロマウスの製作を通して、材料研究においても「最終的にどのように使われるのか」までも考えることの重要性を実感しています。

K²-SPRINGでは、各種講義やイベントを通じて異分野の博士課程の学生や研究者と交流する機会を得ました。専門分野を少し離れるだけでも、自分の説明が伝わりにくいことや、自分では気付かなかった課題、新しい発想に出会います。こうした学際的な交流から得た視点を、今後の研究の創出や発展につなげていきたいと考えています。

関連リンク
K²-SPRING 2024年生 濵砂 智さん(システム情報科学府)
マイクロマウス競技会の様子
赤丸で囲っている部分にいるのがマイクロマウス(本体)です