RESEARCH MIRAI-SDGs研究一覧

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単純なニューラルネットワークのフィッシャー情報行列
  • システム情報科学府 情報理工学専攻
  • 03 すべての人に健康と福祉を
  • 09 産業と技術革新の基盤をつくろう

深層学習は現在様々な分野で著しい功績を上げているAIの根幹をなす技術である.しかし深層学習が上手くいく理由は未だ解明されていない.フィッシャー情報行列は,深層学習の性能の指標である汎化誤差と深い関係がある.本研究では隠れ層一層のニューラルネットワークを対象に,活性化関数としてReLUを用いた場合とソフトプラス関数を用いた場合についてフィッシャー情報行列の固有値分解を導くことを目指し,ReLUを用い [...]

バクテリアセルロースヒドロゲルの材料設計につながる物性予測モデルの構築
  • 生物資源環境科学府 環境農学専攻
  • 09 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 12 つくる責任つかう責任
  • 14 海の豊かさを守ろう

植物細胞壁から得られるセルロースナノ繊維が環境調和型の構造材料として注目を集めている。微生物の酢酸菌はこのセルロースナノ繊維の網目からなる水膨潤ゲルを産生することが知られており、医用工学分野などでソフトマテリアルとしての材料開発が進められている。しかし、微生物が作るセルロースヒドロゲルは物性の変動が大きく、その品質管理に難点があり、精密材料設計を妨げている。本研究では、セルロースヒドロゲルの特徴的 [...]

強磁性体-強誘電体ナノ複合構造を用いた革新的スピン電界制御技術の開発研究
  • 理学府 物理学専攻
  • 07 エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • 09 産業と技術革新の基盤をつくろう

強磁性体中の磁化を超低消費電力で制御する手法として、電界印加による電子軌道制御法が注目されているが、絶縁体薄膜への電界印加は歪やイオン移動が伴うため、複数の現象に起因した磁気的変調効果が生じる。本研究では、それらの電界誘起スピン物性制御の詳細機構を強磁性体表面に生じるスピン波から高精度に解明する。更に、各種基板で得られた電圧依存性を最適化し、集積回路と相性のよい超高効率な磁化制御法へと高度化する。

Selenoprotein Fの歯の発生における機能の解明
  • 歯学府 歯学専攻
  • 03 すべての人に健康と福祉を

エナメル質の形成不全はエナメル質の石灰化が不十分になる症候群で、比較的よく見かける症状であり、歯質がもろく、齲蝕になりやすいなどの問題がある。エナメル質の形成や石灰化についての詳細な分子機構は良く分かっておらず、治療する方法や薬剤は開発されていない。歯の発生は口腔上皮が肥厚し間葉組織へ陥入することによって開始され、上皮と間葉組織からなる歯胚が形成される。陥入した上皮細胞は、接する間葉組織との相互の [...]

利用者の実態から見る公共図書館の機能と役割
  • 人間環境学府 人間共生システム専攻
  • 03 すべての人に健康と福祉を
  • 04 質の高い教育をみんなに

本調査は、文化人類学で導入されている利用者の視点や課題解決のためのデザイン思考の観点を取り入れた近年の国内外の研究を参考に、公共図書館の利用者の実態をエスノグラフィックな調査で明らかにするものである。そこから利用者のニーズやそれにふさわしい図書館の機能、また今後の図書館がどのよう場として展開しうるかを検討するものである。

変動する地域におけるまちづくり活動の論理と展開――大学移転に直面する箱崎地域から
  • 人間環境学府 人間共生システム専攻
  • 08 働きがいも経済成長も
  • 09 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 11 住み続けられるまちづくりを
  • 17 パートナーシップで目標を達成しよう

大学移転や跡地の再開発計画などといった地域構造の大きな変容に直面するなかで様々な活動が生まれている福岡市東区箱崎地域を事例として、流動化社会における地域社会への意味づけや新たな連帯の構築について考える。地域の様々な構成基盤の大きな変化に直面していく中で、自分たちの暮らす地域のアイデンティティや歴史、文化などを捉え直し、再構成していくようなまちづくり活動の論理を明らかにすることで、流動化社会のなかで [...]

歯科矯正用アンカースクリューにおける患者別3次元不均質性骨モデルを用いた有限要素解析の臨床診断への応用
  • 歯学府 歯学専攻
  • 03 すべての人に健康と福祉を

【研究の背景】 歯科矯正用アンカースクリュー (以下、スクリュー)は患者の協力を必要とせず絶対的な固定を実現できるなど多くの利点があり、現代矯正歯科治療の主役の一つであるといっても過言ではない。スクリューの成功率は80%前後との報告があり、脱落因子として患者性質・埋入方法・スクリュー形状など様々な因子が挙げられてはいるが、スクリューの脱落を予測することは未だ困難であるというのが現状である。 [...]

両親媒性セルロースナノファイバーとポリプロピレン間の界面相互作用を利用した複合材料設計
  • 生物資源環境科学府 環境農学専攻
  • 09 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 12 つくる責任つかう責任
  • 15 陸の豊かさも守ろう

主に植物を原料とするセルロースナノファイバー(CNFs)は、環境調和型機能性材料としての応用利用が期待されている。特に、高強度・大きな比表面積・低熱膨張率などの特長を生かして、熱可塑性樹脂との複合化が精力的に研究されている。しかし、多くのCNFs はその表面性質が親水性を示すため、疎水性樹脂材料との親和性の乏しさが課題とされている。一方、水中カウンターコリジョン(ACC)法で得られたCNFs(AC [...]