RESEARCH MIRAI-SDGs研究一覧

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バイオ3Dプリンターを用いた、間葉系幹細胞からの骨様立体構造物作製
  • 歯学府 歯学専攻
  • 03 すべての人に健康と福祉を
  • 09 産業と技術革新の基盤をつくろう

重度歯周病に伴って生じた歯槽骨吸収が自然回復する事は難しいため、歯周組織再生療法の適応が試みられる。しかしながら、現在の歯周組織再生療法では楔状の部分欠損にしか適応できないために既に吸収した歯槽骨辺縁までしか骨の誘導が出来ず、罹患前の状態にまで歯槽骨レベルを水平的に回復させる事は難しい。そこで我々は、佐賀大学医学部附属再生医学研究センター中山功一教授が考案されたバイオ3Dプリンターを応用して、新た [...]

2次元歪みグラフェン超格子の形成と電子物性の探索
  • 工学府 量子物理工学専攻
  • 09 産業と技術革新の基盤をつくろう

格子歪みによってグラフェンの内部に擬磁場が生じることが知られている。最近、熱分解法によるSiC(0001)テラス上の三角形状に窪んだ領域(ナノプリズム/ドット)のグラフェンにランダウ量子化(準位)が観察された。グラフェンに擬磁場を導入するのに3方向の格子歪みが効果的であるとしている。この歪みドットを規則的に2次元配列することにより歪み超格子を形成するとフラットバンドが生じることが計算で示されており [...]

指標成分の同時定量による生薬・漢方製剤の品質評価法の確立
  • 薬学府 創薬科学専攻
  • 03 すべての人に健康と福祉を
  • 09 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 12 つくる責任つかう責任

現在、日本における漢方エキス剤の標準化は日本薬局方によって定められた方法によって行われており、これによって漢方エキス剤の有効性及び安全性が保証されている。しかしながら、現行の定量法で主に用いられている高速液体クロマトグラフィーは各含有生薬の指標成分に対して個別に試料調製及び定量を行う必要があるため、その手順は多く、複雑である。そこで本研究では、抗生薬指標成分モノクローナル抗体を蛍光標識免疫吸着測定 [...]

培養下における肝細胞脱分化機構の解明
  • 医学系学府 医学専攻
  • 03 すべての人に健康と福祉を

近年、再生医療や創薬等への応用が期待される細胞ソースの開発が盛んに行われており、当研究室においても成熟肝細胞を脱分化させることで長期培養することに成功している。しかしながら、成熟肝細胞が脱分化するメカニズムについては不明であり、根本的な疑問が残されている。そこで本研究では、成熟肝細胞からdedi-Hepへの脱分化過程を詳細に解析し、そのメカニズムの解明を試みる。 成熟肝細胞からdedi-Hepへの [...]

担持貴金属触媒を用いた毒性金属含有排水処理プロセスに関する研究
  • 工学府 化学工学専攻
  • 03 すべての人に健康と福祉を
  • 06 安全な水とトイレを世界中に
  • 12 つくる責任つかう責任
  • 14 海の豊かさを守ろう
  • 15 陸の豊かさも守ろう

本研究ではこれまでに廃水中からのヒ素の除去を目的として,亜ヒ酸の水中酸化について研究を行い,固体白金触媒が亜ヒ酸酸化に極めて有効であることを示すとともに,その反応機構を明らかにすることができた.今後は,マンガンの水中酸化ヒセレンの水中還元を二つの柱として取り上げ,固体触媒の有効性を調べ,その反応機構を解明する.マンガン酸化ではヒ素酸化との違いに焦点を当てて,固体触媒の有効性を原理的に明らかにする. [...]

北西太平洋に出現するウミヘビ科葉形仔魚の形態・分布特性・浮遊生態の関係性の解明
  • 生物資源環境科学府 資源生物科学専攻
  • 14 海の豊かさを守ろう

ウミヘビ科魚類は900種以上が知られるウナギ目のうち,約30%を占める一大分類群である. しかし,成魚の殆どは極めて類似した形態を有し,主に砂泥域に潜り隠蔽性が高いことなどから,現在も分類学的課題が多数残されており,本科が高い種多様性を獲得した背景は謎に包まれている. また,ウナギ目魚類は葉形仔魚期と呼ばれる透明かつ扁平の特異な形態を有する仔魚期を経るが,本科葉形仔魚に関しては形態に関する知見は殆 [...]

自己嫌悪感における認知バイアスの特徴
  • 人間環境学府 行動システム専攻
  • 03 すべての人に健康と福祉を
  • 09 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 16 平和と公正をすべての人に

自己嫌悪は「客観的事実はどうであれ、否定的な感情や事象が自分自身に由来するとし、自分が自分自身のことをいやだと感じることである」と定義されている。自己嫌悪感は主にうつ病、自殺念慮、摂食問題とダイエット習慣と関連する。感情障害において、ある特定の刺激に対する認知バイアスが指摘されている。特に、注意・記憶バイアスは感情障害の症状を持続させ、さらには悪化させる。 本研究は、高い自己嫌悪感を持つ人の認知バ [...]