RESEARCH MIRAI-SDGs研究一覧

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田園回帰現象のみられる過疎地における空き家と移住の関係の研究 – 瀬戸内海離島集落での実証調査の分析
  • 芸術工学府 芸術工学専攻
  • 08 働きがいも経済成長も
  • 11 住み続けられるまちづくりを
  • 12 つくる責任つかう責任
  • 15 陸の豊かさも守ろう
  • 17 パートナーシップで目標を達成しよう

日本では人口減少と地方から都市への人口流出が続いている一方で、都市と地方を行き来する「田園回帰」現象が注目され始めている。対象地である男木島では集落のほぼ半分を空き家が占めているが、2014年頃から移住増加が始まり、2022年では人口の30%以上を移住者が占め、過疎化高齢化による集落の空洞化を防いでいる。このように、空き家が田園回帰の資源となっている地域は全国では限定的にしか報告されていない。そこ [...]

日本の職場における元留学生社員の適応過程に関する研究
  • 地球社会統合科学府 地球社会統合科学専攻
  • 04 質の高い教育をみんなに
  • 10 人や国の不平等をなくそう

本研究では、日本で学業が修了した後に、日本企業に就職した元留学生社員の日本の職場における適応過程を、元留学生社員が就業の中で抱いた葛藤と葛藤解決方略の変化を可視化し、明らかにすることを目的に研究を行った。研究の結果、元留学生社員は、日本の就業で抱いた葛藤を、譲歩や妥協という方法で解決させる過程から、同じ職場の日本人上司からの支援を受けたり、自らの意識や行動を捉え直し、自分独自の方法を確立させること [...]

食器相・食事様式の変容からみた律令国家形成過程
  • 地球社会統合科学府 地球社会統合科学専攻
  • 09 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 10 人や国の不平等をなくそう

古墳時代後半期から奈良時代初頭は日本列島における律令国家の形成期であり、地方支配体制が大きく変動する時期である。人々の生活様式にも変化が見られ、中でも食事様式とそれを構成する食器相の変容が指摘されてきた。しかし地方における変容の実態は不明な点が多い。本研究では、食器である土師器・須恵器の使用時の様相を示す消費形態と、使用に至るまでの生産・流通体制について、文献史学や地球科学と連携して検討し、変容の [...]

カラーキャラクタイラスト制作支援のための線画の自動着色
  • 芸術工学府 芸術工学専攻
  • 09 産業と技術革新の基盤をつくろう

カラーキャラクタイラストは本の表紙やポスター、キャラクタグッズ等の様々な場面・場所で用いられている。カラーイラストの制作はラフ画によってポーズを決め、ラフ画を元に線画を作成し、線画を着色することで制作される。この時、着色作業に多くの時間を要する。そこで本研究では、この着色作業を自動化することでカラーイラスト制作にかかる時間を短縮し、作業者の負担軽減を目指す。本研究では、着色時に表現される瞳の詳細や [...]

談話連結語“不过” “但是” “可是”と「でも」「けど」「しかし」の手続き的意味について―関連性理論からのアプローチ―
  • 地球社会統合科学府 地球社会統合科学専攻
  • 04 質の高い教育をみんなに

辞書や教科書において意味の類似する談話連結語“不过” “但是” “可是”と「でも」「けど」「しかし」の談話連結語、いわゆる接続詞の解説は不明瞭である。それらの違いについて対照研究は記述的な方法論により意味や形式などが明らかになっている。しかし発話の意味は文脈依存的であるため文脈を考慮に入れた意味を明確にするために、発話解釈の観点から談話連結語が含まれている発話が聞き手によってどのような認知的プロセ [...]